Josef Koudelka (著), Robert Delpire (著), Dominique Eddie (著), Michel Frizot (著), Anna Farova (著), Petr Kral (著), Otomar Krejca (著), Gilles Tiberghien (著), Pierre Soulages (著)
≪サイズ≫
●ハードカバー: 276ページ ●出版社: Thames & Hudson Ltd ●言語 英語 ●商品の寸法: 29.8 x 28.8 x 4.2 cm ●コンデション・・・中古
【ヨゼフ・クーデルカ】・・・クーデルカは1938年チェコスロバキア生まれです。 10代の頃から6 x 6カメラで家族の写真撮影を行なっています。 航空工学の技術者として教育を受けています。 1961年には中古のローライフレックスを入手し、エンジニアのかたわら劇場写真家 として活躍します。また1961~1967年にかけて、東チェコやルマーニアの彼の主要テーマであるジプシーの写真撮影を行なっています。
1967年からは写真に専念し、1968年には反ソ連デモが続くプラハへのソ連軍の侵攻をドキュメント。彼はこの事件を決してニュース としてではなくパーソナルな出来事だととらえています。 "私は何が起きているかを強く意識した。ここは私の国であり。 それは私の問題だ。私はこれらの写真を自分のために撮影した。出版を意図して行ったのではない。" と語っています。 それらの写真は、チェコのキュレーターのアンナ・ファロヴァの手で海外の持ち出されイニシャル名で発表されます。 ソ連軍の戦車やレジスタンスの切迫した緊張感漂う写真は世界的に注目され、ロバート・キャパ・ゴールドメダルを受賞しています。 彼自身、“プラハの春”は人生の最高点だったと述べています。
1970年に英国に亡命し、エリオット・アーウィットの紹介で1971年よりマグナムフォトスのメンバーになっています。 1975年にジョン・シャーカフスキーによりニューヨーク近代美術館で個展を開催。 写真集“Gypsies”NY, Aperture, 1975も発表しています。 彼は広告や報道の仕事よりも、被写体のジプシーのように自由に放浪することを好んでいます。近しいと感じるスペイン、 アイルランド、イタリア、ギリシャなどの同じ場所を何度も訪れて、辺境で生きる運命を受け入れている人々の誕生、結婚、 死など日常生活を粘り強く撮影しています。それらの作品はドキュメントであるとともに彼自身のポートレートでもあると 評価されています。 彼は18年間に渡って注文の仕事を一切行なわないで、好きな写真を撮りつづけました。ナダ-ル賞(1978年)などの数多くの受賞や、 英国美術評議会、フランス政府などの補助金、 またカルチェ=ブレッソンをはじめ、マグナムの援助により、この長期プロジェクト 継続が 可能になったのです。チェコから亡命後の一連の仕事は写真集“Exiles”1988 にまとめられています。
Josef Koudelka (著), Robert Delpire (著), Dominique Eddie (著), Michel Frizot (著), Anna Farova (著), Petr Kral (著), Otomar Krejca (著), Gilles Tiberghien (著), Pierre Soulages (著)
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